横岳山崇福寺の開祖湛慧禅師のお墓
横岳山崇福寺の開基湛慧(たんえ)禅師のお墓で亡くなった地でもある。自然石を祀ってあり参拝者が多い。
言い伝えによると、今から750年ほど前の鎌倉時代のこと、観世音寺では正月に鬼(疫病や疫神)を払う行事が行われ、その日前を通りかかった人を捕えて鬼とした。たまたま湛慧が通りかかって鬼に仕立てられ、煙でくすべ立てられた。湛慧は僧の身でありながら鬼にされ辱めを受けたことを嘆き悲しみ、ここに横穴を掘って入り、読経しながら成仏した。そこで人々は亡骸を手厚く葬り、お地蔵様を祀って供養したという。
所在地 | 太宰府市観世音寺5-14 |
アクセス | 西鉄太宰府駅下車 徒歩約10分 |