太宰府市内で開催される行事をご紹介します。
1月
うそ替え
7日/太宰府天満宮
「替えましょ、替えましょ」の掛け声のもと、暗闇の中で「木うそ」をお互いに交換し取り替えます。これは1年間に知らずのうちについたすべての嘘「うそ」を天神さまの誠心に替え、これまでの悪いことを嘘「うそ」にして今年の吉に取り替えるという意味があります。
2月
節分厄除祈願大祭
太宰府天満宮では「梅の木の下でひょうたん酒を飲むと難を逃れる」という言い伝えがあります。大祭期間中のみ、厄除祈願をお受けの方にご神木飛梅の下でひょうたん酒の接待が行われます。
2月3日の節分当日には豆まき神事が執り行われます。
3月
曲水の宴
第1日曜/太宰府天満宮
平安時代の宮中行事を再現する禊祓(みそぎはらえ)の神事です。
平安装束に身をつつんだ参宴者が、曲水の庭上流から流れてくる酒盃が自分の前を通りすぎる前に和歌を詠み、お酒を頂きます。咲き誇る梅の木の下で行われる華やかな行事です。
梅上げ
初老の男性と、還暦の男女が、厄払いに太宰府天満宮に梅の木を奉納する行事です。梅の木を乗せた牛車を先頭に三味線や太鼓のお囃子隊が続き、赤い法被を着た参加者が人々に紅白餅を配りながら練り歩き、境内に梅の木を植えて終わります。太宰府市民遺産。
4月
厄晴れひょうたん焼納祭
1日/太宰府天満宮
願いごとを書いた用紙を厄晴れひょうたんの中に納め、自宅の神棚にお祀りすることで、災難が降りかからないという信仰があります。年が明けその年の厄が晴れたら、ひょうたんを太宰府天満宮本殿裏の厄晴れひょうたん掛所に感謝の気持ちを込めてお返しします。そのひょうたんを、厄晴れ・諸願成就を祈念し焼納する神事です。
更衣祭
20日/太宰府天満宮
天神様がお召しになっている冬の御衣(綿入りの袷)を夏の御衣(羽二重の単) にお取替えする神事です。
かがり火を焚き、雅楽の音色が響く厳かな雰囲気のもと、真新しい御衣が神職の手から手へと慎重に渡される「更衣の儀」が執り行われます。宮司が御本殿の奥深くに入り、直接御衣をお召し替えします。
5月
樟若葉
約80本の樟がいっせいに若葉をつけ、境内全体が新緑の清々しい香りに包まれます。国指定天然記念物2本をはじめ、県指定天然記念物も49本に及びます。誠心館前の樹齢1,500年以上といわれる大樟、本殿裏の2本の大樟が寄り添う夫婦樟は必見です。
6月
時の記念日
10日/大宰府政庁跡
671年、天智天皇が時を知らせる漏刻(水時計)を初めて置いた日が現在の6月10日にあたり、それを記念して「時を大切にしよう」という主旨のもと制定されました。大宰府政庁跡では毎年「時の記念日の行事」が行われています。太宰府市民遺産。
斎田御田植祭
観世音寺公民館前斎田
5月の播種祭より大事に育ててきた苗を宮司の初植えの後、昔ながらの手法で田植えを行い、今年の豊作をお祈りします。
大祓式
30日/太宰府天満宮
6月30日の夏越の大祓と12月31日の年越の大祓の年2回執り行われます。年の前半の6か月間、人が知らず知らずのうちに犯した罪や穢れを祓い清め、後半6か月の生活をより良く過ごすための神事です。
7月
夏の天神まつり
24日 25日/太宰府天満宮
天神様の御生誕をお祝いすると共に、お子様の健やかな成長を願う夏越しの祭りです。子どもみこし・茅の輪くぐり・夏越しおどり・ゆかたコンテストなどが行われます。25日には心字池周辺で千灯明が行われます。
8月
注連打奉納相撲
最終日曜日/太宰府天満宮
太宰府天満宮の神事の中で最も大切な「神幸式」に使用する注連縄を氏子たちが作り終わった後に、相撲をとって力自慢を競ったのが始まりです。少年・一般の個人戦、団体戦のほか赤ちゃんの土俵入りが執り行われます。
9月
10月
特別受験合格大祭
1~30日 当日祭18日/太宰府天満宮
大祭期間中、登竜門の伝説にならい「飛龍天神ねぶた」が楼門に設けられます。受験合格祈願を申し込みの方には、期間限定のお札・お守り・絵馬・掛け襟が授与されます。
11月
菊花展
1日~25日/太宰府天満宮
菊を愛でられた菅原道真公にちなみ、愛好家で作る『秋芳会』による菊花展が開催されます。一年間精魂込めて育てた大輪、小菊の福助などの力作が、太宰府天満宮本殿前をはじめ回廊、天神ひろばに献花展示されます。
更衣祭
20日/太宰府天満宮
天神様がお召しになっている夏の御衣(羽二重の単)を冬の御衣(綿入りの袷)にお取替えする神事です。
かがり火を焚き、雅楽の音色が響く厳かな雰囲気のもと、真新しい御衣が神職の手から手へと慎重に渡される「更衣の儀」が執り行われます。宮司が御本殿の奥深くに入り、直接御衣をお召し替えします。
もみじまつり
「縁結びの神様」として広く親しまれている宝満宮竈門神社は、紅葉の名所としても知られています。紅葉の見頃に合わせ、竈門神社境内にてフリー マーケットやミニコンサート、夜間ライトアップなどが行われます。
12月
大祓式
31日/太宰府天満宮
6月30日の夏越の大祓と12月31日の年越の大祓の年2回執り行われます。年越の大祓は、一年の後半を終え、いよいよ新年を迎えるに当たって半年の生活の罪や穢れを祓い清めて、新たな気持ちで新年を迎える神事です。