平城京、平安京に次ぐ、外国との交渉の窓口となる役所(大宰府)の跡
7世紀後半、大和朝廷は那津官家(なのつのみやけ)をここに移し、奈良・平安時代を通して九州を治め、我が国の西の守り(防衛)、外国との交渉の窓口となる役所(大宰府)とした。万葉集には”遠の朝廷(みかど)”と詠まれ、その規模をしのばせる立派な礎石が残り、そこを中心に門や回廊、周辺の役所跡等が整備されて、現在は公園となっている。国の特別史跡
敷地内にある大宰府展示館では、大宰府政庁跡で発掘された遺構や出土品をはじめ、政庁の復元模型や元号「令和」ゆかりの「梅花の宴」再現ジオラマ等が展示され、大宰府の歴史・文化を分かりやすく紹介している。
(トップ写真提供:太宰府市教育委員会)
[大宰府展示館]
所在地 | 〒818-0101 太宰府市観世音寺4-6-1 |
アクセス | コミュニティバスまほろば号・太宰府ライナーバス「旅人」 大宰府政庁跡下車 西鉄都府楼前駅下車 徒歩約15分 |
開館時間 | 9:00~16:30 |
休館日 | 月曜日(祝日・振替休日の場合は翌平日)、12/28~1/4 |
入館料 | 一般200円・高大学生100円・小中学生無料 |
ホームページ | https://www.kotodazaifu.net/pavilion |
電話番号 | 092-922-7811(大宰府展示館) |
お花情報 | 満作の花(2月~3月)、桜(3月下旬~4月初旬)、紫陽花(5月~6月) |