玄昉の墓

奈良時代、遣唐使で中国に渡った有名な僧の墓

観世音寺の北西に玄昉(げんぼう)の墓と伝えられる宝篋印塔(ほうきょういんとう)がある。玄昉は奈良時代の僧。学問僧として18年間唐で法相を学んだ。玄宗皇帝に才能を認められ紫衣(しえ)を与えられた。帰国後、宮廷で権力を振るったが、745年造観世音寺別当として左遷され、翌年、観世音寺造立供養の日に謎の死を遂げた。政敵藤原広嗣の霊に殺されたと伝えられている。

所在地太宰府市観世音寺5-9-33
アクセス西鉄太宰府駅下車 徒歩約20分
コミュニティバスまほろば号 観世音寺前下車

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