シリーズ【四王寺山】 第1回

四王寺山は太宰府市・大野城市・宇美町と三市にまたがる標高410mの山。
豊かな自然、きれいな景色、様々な史跡を楽しめます。
知れば知るほど好きになる四王寺山の魅力を数回に分けてお届けします。

シリーズ第1回 まずは登ってみよう!
太宰府駅を背にして立つと正面に見える青々とした山が四王寺山です。青空に山の緑がよく映えます。紅葉時期になると山が赤くなるのも見えます。
さあ、まずは焼米ヶ原をめざして登ってみましょう。

焼米ヶ原までのルートは3つ(太宰府市側から登る場合)

①四王寺林道コース  太宰府駅から徒歩約1時間・自転車約40分・タクシー約15分
一番スタンダードなルート。
太宰府駅から舗装された四王寺林道をひたすら歩きます。ゆるやかな坂道がずっと続きます。
岩屋城跡まではこれといった見どころはありません。四王寺山の中を散策したい方は体力と時間を温存するためにもタクシー利用をお勧めします。
自転車で行く方はこちらをご覧ください。⇒~四王寺山へサイクリング~ スタッフ体験レポート

②大宰府政庁から登りましょう  大宰府政庁跡から徒歩約45分
大宰府政庁跡の裏、市民の森を経由してまず岩屋城跡を目指します。
市民の森(春の森)を抜けると九州自然歩道に入ります。九州自然歩道は階段が多め。森林浴しながら進みましょう。岩屋城跡までは大宰府政庁跡より30分くらい。
岩屋城跡からは①の四王寺林道コースで焼米ヶ原まで行きましょう。
登山初心者におすすめのコース。

③ちょっとハード 水瓶山経由コース  太宰府駅から徒歩約1時間
①の四王寺林道を途中から外れてちょっとハードなルートに挑戦。
途中原山無量寺跡、黒岩稲荷神社、水瓶山を通って焼米ヶ原に行きます。
黒岩稲荷神社へ向かう途中、雑草が生い茂り進む道が分からなくなりました。標識もなくかなり不安です。
黒岩稲荷神社を抜け、水瓶山までは途中ロープ伝いに進む箇所があります。
水瓶山できれいな景色を見ながら休憩し、その先の階段の多い登りに備えて下さい。
道中、薄暗いところも多く、本当にこの道で間違ってないか心配になることもあります。できれば一人ではなく、誰かと一緒に登ったほうが安心です。

★四王寺山登山を安全に楽しむためのお願い★
・必ず地図を持っていってください。太宰府駅から行く方は観光案内所、大宰府政庁跡から行く方は大宰府展示館(月曜休み)に置いてあります。
・山中は一部険しい道もあります。登山に適した服装でお願いします。
・飲み物・食べ物を買うところはありません。あらかじめ準備してから登ってください。(四王寺県民の森センターに自動販売機があるのみ)
・標識はありますが、ちょっとわかりづらいところもあります。道が整備されていなかったり、ちょっと険しいなと思ったら遊歩道から外れている可能性があります。すぐに元来た道に戻ってください。

観光案内所には四王寺山が大好きなスタッフがいますのでわかる範囲でご質問にお答えします。
お気軽にお問合せください。

第2回予告:四王寺山ビューポイントめぐり