2025-01-07

鬼すべ神事 Onisube

太宰府天満宮

毎年1月7日、その年の災難消除や開運招福を願い行われます。

氏子奉仕者およそ300人が、鬼を退治する「燻手(すべて)」、鬼を守る「鬼警固」「鬼係」に分かれ、炎の攻防戦が繰り広げられます。21時頃、鬼すべ堂前に積まれた松葉や藁に大松明で火がつけられると、一瞬にして炎と煙が夜空を焦がします。すかさず「燻手」が大団扇で煙を鬼すべ堂へ送り込み、鬼を追い出そうとします。それに対し「鬼警固」が板壁を打ち破り、堂内の煙を外に出して鬼を守ります。板壁が破られると荒縄で48ヵ所を縛られた鬼は「鬼係」に囲まれて堂内を7回半、堂外を3回半まわります。堂内では神職が、堂外では氏子会長が、一周ごとに鬼に向かって煎り豆を投げ、卯杖(うづえ)で打ち、鬼を退治します。燃え残った板壁は火除けのお守りとしての信仰があり、持ち帰って玄関先にお祀りする風習があります。

Onisube, Ogre Exorcism Fire Festival, is held after Usokae Festival. About 300 men holding large placards, sticks and torches are divided into three groups. One is a team dressed as ogre, second one is called Subete, the ogre chasers, the other is called Onikeigo, the ogre guards. The purpose of the Fire Festival is to drive out the evil spirits and bring in good luck.

日程

2025年01月07日(火)

場所 太宰府天満宮
連絡 太宰府天満宮社務所 TEL:092-922-8225